■美術館/博物館

インターセプトテクノロジー™はゲッティー博物館、スミソニアン博物館をはじめ多くの博物館、美術館で長期保管される美術品、所蔵品に理想的な梱包材料として使用されてます。日本国内では東京国立博物館、西洋美術館で使用されてます。

ベル研究所はインターセプトテクノロジー™を開発する際、インターセプト材料中に有害な添加物、充填材の混入を確実に排除しました。一般的は保護フィルムには揮発性添加剤、非保護剤、または不要な充填剤なとが混入されてますがインターセプトテクノロジー™は反応性グレード、ポリマーしか使用しません。(例:シリカ(珪酸)はプラスチックに強度を加える為に添加されますが、摩耗性があり、プラスチックの表面にキズを付ける場合があります。)混入される特殊な銅粒子はポリマーと反応させ、重量比による銅粒子の偏りをなくしました。また、揮発性の添加剤やバリア剤を一切使用してません。インターセプトはセンシティブは美術品さえも安全に保管し、PATテストをはじめ様々なテストに合格しました。

博物館ではインターセプトのフィルム、ラップ、トート、バッグを酸化腐食、劣化、環境汚染に敏感な種々な所蔵品の保管に使用されます。また、額縁の中、絵画の裏にフィルムを入れ汚染物質の排除に貢献します。さらに展示ケースや宝石箱などにはインターセプトフィルターででケース内に混入する汚染物質を完全に中和し、製品を保護します。インターセプトのフィルム、ラップ、バッグは梱包内部の腐食性ガスと反応し環境を浄化します。また、一度中和した腐食性ガスが残留する事はありません。博物館ではあらゆる所蔵品にいかなる損傷を与えないコローションインターセプト®が多く使用されてます。インターセプトフィルムは腐食性ガスに反応して視覚的に色調を変化させます。フィルムの色がグレーあるいはし白(半透明)に変色する時は亜硝酸ガスに変化している証拠です。この他にも緑青に変化します。

インターセプトはCDやデジタルデータの保護も実現します。CDやデジタルデータの劣化要因は静電気破壊、オゾン、紫外線によります。RIBS MVTRは腐食性ガスの中和の他に細菌やカビからも製品を守ります。多層のフィルムは有機物質を吸着し、インターセプトの銅粒子で有機物質や腐食性ガスを中和し、アルミ箔で防湿を実現します。

製品

コローションインターセプト®:フィルム、バッグ、ストレッチフィルム
CDの保護:CDスリーブ、CDページ
ペーパー/ボード:コローションインターセプト®ペーパー、コローションインターセプト®ボード
RIBS MVTR:フィルム、バッグ
スタティックインターセプト®:大型所蔵品用フィルム、バッグ
・インターセプトフィルター


PAT試験資料

 

 

 

 

2015年1月、ボストンで発見された200年前のポール・リビア、サミュエル・アダムスらの銅製タイムカプセルの開帳、修復、保管にミュージアム・オフ・ファインアートでコローションインターセプトが使用されております。MFAの動画中、パメラ・ハッチフィールド(コンサベーター)氏は「インターセプトを腐食性ガスから作品を腐食させないフィルム」と紹介しております。(下記リンク動画内約9分台)
タイムカプセルには当時の新聞、コインが残され、200年の時を経ても腐食されずに残ったのは、銅製のタイムカプセルを使用していた御陰です。
MFA/パメラ・ハッチフィールド(コンサベーター)の開梱・解説動画はこちら

レポートはこちら(英語)
CNBC タイムカプセル開梱の動画はこちら