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乾燥剤について インターセプトの防錆方法は油で表面皮膜を形成する一般的な防錆方法と異なり、腐食性ガスを中和環境で防錆します。フィルムで水分の吸収が不可能なため、基本的に乾燥剤を同梱する必要があります。腐食性ガスの中和と乾燥剤での水分コントロールにより完璧な梱包が可能となります。 ■湿気について 湿気は温度変化により結露となりますが、その過程で大気中の腐食性ガスを取り込みます。酸性雨と同じ現象が梱包袋内でも起こってます。錆の発生を促進させます。この結露が発生する前に腐食性ガスをインターセプトが吸着し、大気中の湿気を乾燥剤で吸着します。 ■クレイ系乾燥剤について 硅素土を原料とするクレイ系乾燥剤は毛細管現象により水分を吸着します。また、原料が中性(pH7)のため、中和環境を作るインターセプトをご使用の際にお勧めします。 一般的なシリカゲルは原料が酸性であり、飽和状態に達すると吸湿した水分を一気に吐き出すのでお勧めしません。また、ベル研究所の検査結果ではシリカゲルから析出したカルシウムなどにより錆の発生も確認されております。 |